緊急事態宣言が解除されました。
息子の高校も来週から段階的に開始、わたしの職場も時間短縮ながら活動再開予定です。
コロナ後の保育を考えるに続いて、子育てについても書きたいと思います。
宿題が終わらない!どうする?
わたしの住んでいる地区の小学校では、宿題が時間割とともに出されたんだって。
え?びっくり、体育(&課題)もあるってどういうこと。
友人は「自分の子を時間割通りに過ごすように促そうとは思わないけれど、近所の子が時間割り通りに過ごしているのかが気になる」と言っていました。
周りの目、行動が気になるんだね~。
宿題をする意図が子どもの学びのためではなく、学校のため、提出するためなら、なんの効果もないよね
その子によって効果のある学習法は違うから、目から入るタイプの子はノートに何度も書くよりも動画見たほうが効率的で楽しいはず
もしも終わっていない宿題があっても、親が自分のせいだと↘️
— たよらこ@ワードプレス&はてな (@tayorakko) May 28, 2020
「→ か子どもを責めたりもせず、どんな大人になりたいかを語れる関係をつくれるといいな
べきおばけを見つけて、離れることでママたちも解放されて
どんな答えを出してもあなたを愛しているよ、が伝わったら
子どもは自分の表現や学びを始めると思います」
と、昨日ツイートしました。
読んでくれたかた、どうもありがとう。
子どもの学びたい気持ちってどこから育まれる?
自分から勉強できない子、たくさんいるよね。
だって、自分がやりたいことではないんだもの。
大人でさえやりたくないことを自らやるって、大変だよね。
学びは本来、自分が必要だと思ったことを深めていくことです。
でも今の日本の教育は、子どもがなぜ学ぶのか、何を学びたいのかを考える余裕なくどんどん詰め込んでいく。
学ぶための教育ではなくて、テストの答案を埋めるための勉強です。
自粛生活中の時間を、子どもが楽しめるように試行錯誤したかたもたくさんいたと思います。
10年前のわたしも確実にしたはず…。
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与え続けられていたら子どもは自ら生み出したり、学ぼうとしたりするのかな。
本当の意味でわたしたち大人が子どものためにできることって、何だろう?
高校受験相談から見えてきたこと
最近、お子さんの高校受験について悩んでいるかたの相談に乗りました。
- コロナで高校の情報が入ってこない
- 塾に行きたがらないけれど、受験対策ができなくて不安
- どんな高校が子どもに合っているのか分からない
- 反抗期で受験についての会話がなかなかできない
ざっくりだとこんな内容。
前もってアンケートを渡して記入してもらい、それを元にオンラインで話すうちそのママさんの繰り返していることが見えてきたんです。
- 頑張って勉強して、いい高校に入学できた
- いい高校に入れたのに、卒業後は自分の思うような人生を歩めなかった
- だから高校で人生は決まらないと思っている
こんなふうに思っているのに、子どもに対して頑張って勉強していい高校に入ってほしいと願っているという矛盾があること。
話しているうちに「あれ?」と自分で気づきました。
そこで、当時を振り返って、本当はどうしたかったのかを聞いてみたの。

そうなんだ~、そういう気持ちがあったんだね。

うん、わたしも自分と向き合うまで気づいていたのに気づいていなかったこと、たくさんあったんだ。不思議、なんでだろうね。
子どもが自分の思いを表現できるには
話していくうちに、実はお子さんが気になっている高校があることもわかってきました。
持っている学力と比べて偏差値の低めの学校で、ママさんは「そんな低いところ」という気持ちから「そんな簡単に決めないの!」と言ったんですって。
子どもの幸せを考えているはずだったのに、気づかないうちに子どもの気持ちを否定してしまうことってある。
子どもの言葉に対して、まず「そうなんだ、そういう気持ちがあるんだね」と受け取れるかどうかで、子どもが自分の思いを表現できるかどうかは大きく変わってくるよ。
一方的に自分の伝えたいことだけぶつけられるのって苦痛だよね。
そして気づいてほしいのは「あなたならもっと上の高校に行けるよ」という思考って、上の見出しに戻ってみると自分の過去を繰り返しているの。
こんなふうに繰り返していることがわたしたちの人生に多大な影響を与えることについて、庭ブログに書いたのでよかったら読んでください。
これからの子育てを考える
昨日、オンラインミーティングがあり、創りたい教育の形をどう行政に伝えるかの作戦会議がありました。
思いの強い人が集まっていて、それぞれ始められることは始めているのだけれど、それをどう行政と連携できるかが見えなかったのです。

詳しいことは身バレするので書けないけれど、道が見えてきました。
一人では出来なかったことが、チームになったら変化を起こせるんだってワクワクしています。
個の力を伸ばす教育にシフトしていきたいけれど、立ちはだかる壁は行政だけじゃないんです。
一番大きな壁は一人一人の意識だと思う。
この記事に書いてある「べきおばけ」を自分の中に探してみて下さい。
生活や今までの流れが停滞したって大丈夫って分かったことも、コロナから得たことの一つじゃないかな。
中にはそんなこと感じられないくらい大変だった💦という人もいると思う。暮らしやお子さんの年齢によっても差は大きいよね。
それとは別に、もしかしたら「べきおばけ」が多く憑りついている人ほど、大変と感じたかもしれません。
自分と向き合う時間が増えた分、本当に必要なものって何だろうって考えた人も多かったのではないでしょうか。
できれば、子育て終わった方にも考えてほしいです。
大切なブロ友さんが、もしかしたら障害を抱えて生まれてくるかもしれない赤ちゃんを、迷って悩んで生みたいと決断しました。
その選択は簡単じゃないです。心配だし不安だし、心細いはず。それでも赤ちゃんに会いたいと決めたご夫婦&長男くんに、心からリスペクトを感じました。
でも義父母に止められちゃった。その記事を読んだとき悲しくて涙がこぼれました。
普通が幸せだっていう「べき」をみんなが外さないと、本当の意味で個性を大切にはできない。
逆にべきが少なくなっていったら、選択の重みが減って自由になるよね。そんな世界になったらいいな~。
相談を受けたママさんのように、無意識のうちの繰り返していることって誰にでもあります。
わたしにもありました。今も発見することちょくちょくあります。
気づけるから自分を解放することができ、自分を解放すると子どもに対する視点が変わってきます。
