子育て

無条件の愛で子どもを愛せていますか?

いい子でいなくちゃ愛されない

母は小学生のわたしに「クラスの中で〇〇が一番得意な子は誰?」とよく聞きました。

「〇〇ちゃんかな…」と答えると「たよらこはクラスの中で何番なの」と聞きました。

そのたびに、友だちと自分を比べて上にしたり、下に思ったりしなければいけない苦痛と、残念そうな母の顔を見る悲しさを味わいました。家の中でも妹と比べられていると感じることが多々ありました。

母の思い描く行動や言動ができなければ口をきいてくれないことも多かったので、母がどう思っているのかアンテナを張り、怒らせないように行動する癖がつきました。

「いい子」でいなくちゃ。

「できる子」にならなきゃ。

悲しませたくないし、怒られたくないし、愛されたい。

無条件から条件付きの愛になぜ変わるのか

生まれたての赤ちゃんは、ただそこにいるだけで愛される存在なのに、子どもが大きくなっていくにつれて変わってしまうのでしょう。

隠れていた「こうであるべき」がジワジワと出てしまう。

  • 子どもは親の言うことを聞くべき
  • 宿題はきちんとやってから遊ぶべき
  • 友だちには親切にするべき

わたしはありのままの息子を受け止めたいと願いながら、人に迷惑をかけない範囲で自由に生きてほしいとも思っていました。

だから、人前で泣き叫ぶとかみんなと楽しめずに一人で違うことをする行動に対して、敏感でした。

無条件の愛ってどんなこと?

「子どもが騒いだらまずは静かにって言うけれど、子どもがどうしてその行動をとったのかを考えたり、尋ねたりすることは少ないよね」という聡子先生の言葉に、確かにそうだったなと自分の子育てを思い返しながら頷きました。

人が多いところでは静かにしたほうがいいかもしれないけれど、まずは「〇〇がうれしいがあるんだね」など高揚する気持ちに共感する。その上で理由を伝えて「小さな声でおしゃべりしよう」と伝える方法もあったんだ。

自分自身を振り返ると満たされないと感じている奥に、わたしが何を感じているのかを母や父に知ろうとして欲しかったと気づきました。

「いい子にしていたらお菓子を買ってあげる」

「テストで何点取ったらおもちゃを買ってあげる」

「〇〇ができない(やらない)子は嫌い」

こんな言葉を、つい言ってしまいがちではないですか?

良い方向へ引っぱりたい気持ちとは逆に、子どもの気持ちの中で「〇〇しないわたしはダメ」「〇〇できない僕は嫌われる」という間違った認識を生んでしまいます。

条件付きの愛は行動と成果が愛に結びついているとき。

無条件の愛には、行動とその人自身を切り離すということが必要なのだそうです。

難しいね。

まずはどんなときに自分が条件付きの愛をしているかの自己観察から始めまてみませんか。

そしてもしも、それをしている自分を見つけたら「あ~やっていた。ダメだな」と否定せず「そんな自分がいるんだな」と感じて下さい。

子どもを受けとめる前に必要なのは、自己探求→自己受容です。

今日のワンチャレンジ

自分がどんなときに条件付きの愛をしてしまっているか観察し、そんな自分を受けとめる

ワードプレスに引越します

私事ですが、ワードプレスデビューしました。

近々「たよらこそだて」もワードプレスへ引越しします。

記事を書くことで、自分の気持ちを整理出来たことがたくさんありました。

いくつか運営している中でも「たよらこそだて」は思いと向き合って綴っているので、他のサイトとは違う大切さがあります。

これからも、自分自身と情報が必要なかたのために書いていきたいと思います。

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