保育・教育

子どもの主体性を伸ばすためには、どう子育てすればいいの?

子どもが自ら遊び、学び、身の回りのことができたら…いいですよね~。

あれ、でもちょっと待って、それって誰のための自主性、主体性ですか。

子どもが立派な大人になるために主体性を伸ばす?

子どもの自立や主体性は何のために必要?

もちろん、それも願いですね。

でも、時々わたしたち親の心にひょこッと出てくる願望がありませんか。

子どもが早く自立したら、もっとラクになれるのに~~

「母親」という職業は、何時から何時までで開店が決まっている仕事ではない。

何時でピッと上がって、自分の時間が作れるわけでもない。

毎日毎日、子どもや家族のために時給もなしで働いて当たり前。

子どもの手が離れたら、どんなにラクになることか…って考えることもありますよね。

子どもの自立を願うことと、自分がラクになることって同じかな?

 

きっと最終的には同じ場所に向かうと思うのですが、子ども側から見たら「自立する」ではなくて「自立させられる」になります。

もしも自分だったら、何かを自らすることと、誰かにさせられること、どちらが楽しいか考えたら一目瞭然ですね。

主体性は自分でなんでもできること?

主体性と聞くと、自発的に、のびのびと、自ら、何にでも意欲的に…などがイメージされるかもしれません。

大人の世界を見て下さい。みんなが積極的に動いていますか。

自分から動いてなにかを創り上げる人。

そのサポートをする人。

それぞれがいるから社会は成り立っています。

子どもも大人も、一人一人が持っている特性があるので、みんなが同じタイプでないといけないわけではないですよね。

主体性はポジティブな部分だけにあるものではありません。

ママがそばにいないと泣いてしまう子。自分から友だちと遊ぶことがなかなかできない。

うちの子は主体性がないから困るわ

そんなことはありません。

泣いてぐずるは気持ちの表現。まずは表現できることを認めます。

受け止められた子どもは少しずつ自分の気持ちや感情のコントロールができるようになり、自分の世界を広げていくことができます。

大人も誰かに優しくしてもらったり、受容的に話を聴いてもらえると周囲に優しくなれたり、眠っていたパワーが出てきたりするものでしょ♪

わたしのワークを受けてくださったかたからの感想に「たよらこさんに話をじっくり聴いてもらったら、家に帰って子どもがおもちゃを散らかしていても怒鳴りつけずに気持ちを聴くことができました」なんていうメッセージが来ると、ヤッホーって思うの。

ママにもお子さんにも心のスペースができたんだなぁと思って嬉しくなります。

受容してばかりだとワガママな子に育つ?

誰にでも自分のお願いを頼める甘え上手な男の子のママに、

〇〇くんは甘え上手ですね~♡

と声をかけると

「いいんだか、悪いんだかです~。ここではみんなが受け止めてくれるからいいけれど…」

と心配そうに言いました。

ここは子どもを信じて見守る保育。だけど社会に出たら、そんなに甘くはない。伸び伸びできてよいと思う反面、将来が心配なのですね。

わたしも息子の子育てで先々を心配して、こうしておこう、あーしておこうって頑張っていました。

それが全く実を結ばなかったわけではありません。

種は植えてもいいけれど、芽を出すかはその子次第。

種の植え方が重要です。

「〇〇しないと××になっちゃうよ」という言葉は脅迫の種植え

「〇〇すると、こんなに素晴らしい世界が待っているよ」とパワーが出る種植えを

種植えを拒否されたら諦めましょう。

全部みんなと一緒にできなくてもいいのです。

なんでもできるように頑張るよりも、できないことをできないって言えるほうが社会の中で生きていけるって思いませんか

家庭でできる主体性を伸ばすための過ごし方

自主性と主体性は似ていますが、全く同じ意味ではありません。

自主性はあらかじめ決まっていることを自発的に行うこと。例えば起きて顔を洗う、ご飯を食べる、宿題をするなど。

主体性はそれをやらなければならない意味を含めて自分で考えることです。

そう考えたとき、わたしが工夫してきたお小遣いポイントカードなどは、主体性ではなく自主性だったのだなと思います。

主体性を伸ばすって、ちょっと難しい?

これは一案ですが、その日の予定を決めるとき、大人が「今日はここに行って、あそこで買い物をして、何時に帰ってきて…」って予定を決めることが多いと思うのですが、子どもと一緒に一日の計画を立てるのも面白いのではと思います。

お昼ごはんが変な時間になっても、雨の日にお散歩したいと言われても、大人の価値観で「それはダメ」って言わずに「そっか、そうしたい気持ちがあるんだね」って子どもの世界に寄り添ってみる。

大人がそれはダメ、それは困ると思うようなときにこそ、子どもは夢中になり、学んでいます。

もちろん毎日でなくていいです。半日でも1時間でもいいです。

ママが疲れてクタクタでは意味がないので、自分自身が試してみたいと思った日だけにしてください。

急かされたり、させられたりせずに、自らどうしたいのかを考える時間。

 

どんな発見があるかな。

子どもの目線で見えるもの。

自分と同じ目線に合わせてくれたママへの信頼。

時間がゆっくりと流れて、周りの景色がいつもと違うように感じるかもしれません。

そんな時間を少しずつとることで、なにか特別なことをしなくても子どもの主体性は伸ばせると思います。

きっとはじめは手持ち無沙汰になると思います。だからとすぐに提案せずに、持て余す時間を大切に♡

 

そんな余裕ないよ~。だってわたしが満たされていないという場合には、一人で頑張りすぎずに周囲にSOSを出して自分が満たされる時間を取ってください。

自分の時間をもつことは悪いことではありません。

子育て・人間関係の悩み相談にのります 幼児教育や保育に20年以上携わり、発達障害保育経験もあり

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