子育て

不登校が増えた理由「学校に行きたくない」と子どもに言われたらどうしますか

わたしが地域の子育て支援を始めたのは、周囲に不登校のお子さんを持つママたちが多かったことがきっかけです。

子どもの気持ちと自分の気持ちの狭間で揺れ動き、どうしたらよいかの出口がなかなか見つからない。

それはその子、その家族の問題だけでなく、学校や社会全体の問題だと感じました。

うちには関係ないわ…と感じている人は、自分もお子さんも今の教育になんの不自由も感じずに過ごせているのでしょう。

わたしも以前、どうにかしたいと思いながら何もしなかったのは、自分のことと切り離して過ごしていたからだと思います。

 

学校に行きたくないと思う子もいるし、学校に行きたくても行けない子もいます。

今、不登校が多くなっているのは、親が悪いのか子どもが悪いのか?それとも学校が悪いのか先生の対応が悪いのか??

なにが正しくてなにが間違いかの犯人捜しではなく、子どもたちの中にある変化を感じてみて下さい。

わたしたちが子どもだった頃に比べ、自分の意志をしっかり表示できる子が増えていますよね。

 

わたしたちがずっと当たり前だと感じてきたこと、学校に行って席に座って授業を受ける。

静かに授業を聴けて、手をたくさん挙げる子はいい子。

やりたくないことも集団の中では仕方がないことだから、我慢してやる。

自分がなにをしたいかよりもみんなで協力することが大事、という型に対して「それって違う気がする」「ぼくは(わたしは)本当はこれがしたい(したくない)」がはっきりしています。

時代が変わり、子どもたちも変わってきているのに、教育だけが変わっていません。

アクティブラーニングなどを取り入れて変わろうとはしているものの、中身が変わっていないのです。

小学生の子どもが学校に行きたくないと言ったら

子育て相談に来たあるお母さんの話です。※ご本人から許可を頂いています。

何度かわたしのワークショップに来てくれて、共感コミュニケーション方法を体験して下さっています。

お子さんは友だちも好きだし、先生が嫌なわけではないけれど、毎日何時間も椅子に座って授業を受けることに疲れを感じているそうです。

週に1日もしくは2日くらい休みたいそうです。はっきりしていますね~✨

最初は「そんなに休んでばかりいたら、学校に行きづらくなっちゃうよ」などとアドバイスしましたが、言いながらこの言葉は子どもに対してのコントロールだと気づいたそうです。

自分が小さい頃に親からコントロールされていた痛みから、お子さんをコントロールしないように気をつけていたのに「行きたくないと言われてびっくりしたのに、つい出てしまった」と言っていました。

そりゃそうです。自分の子どもがあるとき突然「学校に行きたくない」と言ったら動揺しますよ。

なんて言って学校に連絡しようか、仕事をどうしようか、周囲の目、自分の時間のこと、色々なことが頭を駆け巡るはず。

学校に行く選択以外にはないの?

日本にも少しずつ選択肢は増えています。

こんなサイトも出来ています。

残念ながら、わたしの住む地域にはありません。

学校の中にある〇〇教室くらい。その場所は職員室の隅にあって、すごく居心地が悪いと聞きました。

授業を受けられないその子が悪いから、居心地をよくしないの?学校にいけないと本当にダメなのかな??

ホームスクーリングを選択しているご家庭もあります。学校に通わずに家で学習する選択です。

これが選択できる環境ならすごく恵まれていると思います。

でも親にとっては負担ですね…。

相談に来たお家のお子さんも、学校を休んだ日には自分で勉強しているそうです。それが出来るからこそ、学校に行く意味について考えてしまうのでしょうね。

 

アメリカも北欧も教育にたくさんの選択肢がありますが、日本には選択肢が極端に少ないってご存知ですか。

選択できても、フリースクールやホームスクーリングを周囲に理解してもらうために大きな壁があります。

わたしたちのチームは、フリースクールを立ち上げることを目標にして活動しています。

 

ステキな居場所や学校が増えているのですよ~。皆さんに多様な選択肢があるっていうことを、まずは知ってほしいです。

神奈川県にできた「ヒミツキチ学園」。

「自分のどまんなかで生きる人って、どんな人生を生きるんだろう」

校長のこの問いから全てが始まりました。

モノが溢れ、「正解」が必要という大前提が崩れてきている時代。一人ひとりが持つ、一番光っているものが、未来を創っていく時代になっていくでしょう。自分のワクワクすること、理屈じゃなく直感でやりたいことを決める。それは決してわがままな姿なのではなく、変化の大きいこれからの時代で、生き生きと生きるために、真に必要な力。そういう風に誰もが「自分のどまんなかで生きる」世界を創りたい、そう思い、私たちは大きなビジョンを掲げました。

3つの柱①生きる力を育む

3つの柱②学び方を学ぶ

3つの柱③自分を知る

昨年の4月に長野県にできた大日向小学校。

私たちの考える「誰もが、豊かに、そして幸せに生きることのできる世界」とは、すべての人が「個」として大切にされ、それぞれの違いを認め合い、互いに協働することを通して世界平和に貢献する、自由と責任のある共同体です。

この目的を達成するために、私たちは学校を設立し、学校そのものが理想の共同体になることを目指します。

なぜなら、そうした環境で学んだ子どもたちこそが、豊かで幸せに生きることができる世界をつくると、私たちは信じているからです。

オルタナティブ教育の1つとして知られているイエナプラン教育が大切にしてきたことには、「児童が自分の特性を活かしながら学ぶこと」「自分自身の学びに責任を持つこと」「年齢も 考え方も違う集団の中で協働しお互いに助け合いながら成長すること」「集団の中の誰もが自分らしく生活できるように責任をもって意思決定に参加すること」「自分自身の関心から生まれる問いに基づき自発的に学ぶこと」、そして「身近な自然や地域の人々との関わりといった実社会と地続きの学習環境の中で学ぶこと」などが挙げられます。

私たちの学校は、こうしたイエナプラン教育の経験に学びつつ、日本の教育ならではの豊かさを活かすことで、新たな価値を提供することができると考えています。

限られた一部の人のためだけに特殊な教育を行う学校ではなく、学習指導要領に基づいた教育を行う一条校である小学校の新たな在り方を示すことも、私たちが目指すことの1つです。

佐久穂町に日本で初めてイエナプラン教育に基づく小学校を設立することは、公教育の選択肢を増やすという意義を持つと考えています。

 

学校法人茂来学園 大日向小学校

すごく素敵な学校なので、ぜひ動画をご覧ください。

わたしは感動で泣いちゃいました

させられる教育でなく、自ら学ぶ教育。

もちろん通常の教育を選択してもいいと思っています。

でももっとたくさんの選択肢ができてほしいし、どんな選択をしても受け入れられる社会になったらいいなと考えています。

子どもの気持ちを尊重する理由

相談に来られたお母さんは、ワークの中で本当は自分自身も居心地のよさとか、自分がやりたいことを選択したい気持ちが小さい頃からあったことに気づいたんです。

途中で「あ…この気持ちは子どもが今感じていることと一緒かもしれない」と言いました。

小さかった時の自分に何をしてあげたいかを聞くと「その気持ち分かるよ」って言ってあげたいと。

それを子どもに言えばいいんだって晴れやかな顔をしていました。

もちろんお子さんの気持ちに寄り添うだけでなく、今の自分の状況(仕事など)を考えた上で「今日はどうしても仕事を休むことができないのだけれど、学校に行ってみるか、一人で家にいるか、おばあちゃんの家に行く?」などの選択肢を渡して、お子さんが選ぶ形にしてみますと言っていました。

子どものために自分の気持ちや行動すべてを我慢するのではなく、両方の気持ちや願いを大切にできる子育てやコミュニケーション方法があります。

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